ちょこもももももちもち

ゆるゆる成長日記(*´꒳`*)

【エッセイ】Special Day

あなたがさみしいと思うだろうから

待っていようと思った

 

でも、それは大きな大きな間違いで

 

さみしいと思っていたのは、

まぎれもなく

私だった

 

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大きなおもちゃの箱を抱えたり、

今夜の食事が入っているであろう袋を持った人たちとすれ違う。

たしかに私と同じ寒さの中にいるのに、

そんなことちっとも気にならないような

あたたかいオーラをまとっているように見えた。

 

一方、私はというと、

コートやマフラーの上から染み込んでくる風に全身をなでられて、

いっそ、みんなの記憶の中の私も引き連れてこの暗闇に溶けてしまえたら…

なんて、ばかな考えをよぎらせていた。

 

ダメだよ。

私は生きのびるんだから。

最近もアイデアだけはせき止められなくて。

まだまだしたいことがたくさんあるの。

 

新しい世界に飛び込むんだ。

溺れて苦しくて、

今よりツラいことがあるかもしれない。

それでも、泳いでみたいって思うの。

 

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日付とかイベントとかを大切にするって素敵なことだと思う。

でも、単に何か理由をつけたいだけなのかもしれない、

とも思えてきた。

本当に重要なことは、

一緒に過ごす時間があるということ。

ともに生きているということ、

それだけで特別な日になる。

 

実際に体の温度が伝わってくる日。

いつになるか、本当に来るかもわからなくて、

突然、大粒の涙がおそってくる。

 

本当は、1秒だって早く…会いたい。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー続くーーーーー

 

 

来年は、今年の分もプラスしてすごく楽しい時間をすごせますように。